最大の欠点かも
オジサン これからオカメインコを飼いたいと思っている方に知っておいていただきたい事の中で一番の問題が脂粉（しふん）の事です。
どんな鳥でも脂粉は出ます。でも、オカメインコは他の鳥に比べて多いと思います。特に白系のオカメインコやオウムは多い傾向にあるそうです。
脂粉は、人間で言えばフケの様なものです。
鳥達は羽繕いが大好きなのですが、羽繕いをすると白く細かい粉が出るのです。
実際にピースケ君のが私の足の上で羽繕いをしている動画が撮れましたので、まずはこちらをご覧ください。
オジサン いかがでしたか？結構な量の脂粉が出ていましたね。
この脂粉を止める事はできません。逆に脂粉が出るのは健康な個体の証なのだそうです。健康のバロメーターとも言えるのです。
ただ、脂粉はアレルギーの原因となることもあります。喘息などの呼吸器疾患がある方や、家族にそういう方が居る場合は注意したほうが良いと思います。
脂粉はこまめに掃除して清潔を保つしかありません。
掃除自体は簡単です。トレイを引き出して屋外でパンパンすれば簡単に綺麗になってしまいます。周囲に飛んだものは拭き取るか驚かさない様に掃除機を弱くして吸ってしまえば大丈夫です。
オカメインコの脂粉とは
ピースケ 僕たちオカメインコの羽には正羽と綿羽があります。
正羽というのは尾羽（しっぽ）や風切り羽（つばさ）みたいに軸がある羽です。抜けると硬い芯のある羽ですね。
綿羽というのはふわふわしている羽で芯がありません。さらに綿羽には半綿羽と粉綿羽（ふんめんう）があって、オカメインコは粉綿羽が多いのだそうです。
羽だけど粉状と言う事ですね。これが細かい粉塵となって排出されるのですが、羽に付着して防水効果を高めていると言われています。
また、尾羽の付け根付近にある 尾脂線から出る脂をくちばしで羽に塗って防水効果を高めています。その脂が羽から剥がれて落ちるのも脂粉と呼ぶそうです。
オカメインコの中でもホワイト系とルチノー（クリーム色）は脂粉が多いと言われています。
ノーマル種（胴体が灰色のタイプ）だと少ないとの事ですので、脂粉が気になる方には良いかもしれません。
おわりに
オジサン 実際にオカメインコと暮らしてみると、この脂粉がオカメインコ最大の欠点なのかもしれません。
しかし、その欠点を補っても余りある癒しや楽しい暮らしをピースケ君からもらっています。
