人懐こい鳥

今回の話題は野鳥のヤマガラについてのお話しです。

我が家は山の中にあるため、野鳥たちが沢山居ます。その中でもヤマガラとシジュウカラは小さくてかわいい小鳥です。

野鳥たちは冬の間、雪が降ると餌が隠れてしまって食べるのに苦労する様なので、ピースケ君とピコちゃんの食べ残した餌をおすそ分けしています。

集まってくるのは主にヤマガラ・シジュウカラ・スズメです。中でもヤマガラはヒマワリの種が大好きで、近くの枝にとまり、くちばしで上手にトントンして殻を割り、中の美味しいところを食べている姿が見られます。

手に乗ってくれないかな

野鳥たちの中でもヤマガラは人懐っこい鳥で有名です。

毎朝私が餌台に食べ残しの餌をあげようと玄関を出ると、すぐ近くで待っているのです。いつもやってくるヤマガラは5~6羽居る様ですが、その中の1羽が特に慣れていて、2~3メートル先の枝までやってきます。

私はこのヤマガラを「ヤマちゃん」と名付けました。何という安直な名前(笑)

ヤマガラ手乗り化大作戦発動

そこで、徐々に徐々にもっとお近付きになれる様に作戦開始です。

口笛で合図

まず行ったのが餌をあげるときに口笛を三回吹いて合図を送ることです。ピーピーピー!っと鳴らします。

すると、ヤマちゃんがやってきて三回ピーピーピー!と返事をする様になったのです。

人間の姿に慣れさせる

次に行っていたのが餌台の近くでヒマワリの種を手に持ってピーピーピー!と合図を送りながら私の姿を見せ続ける事です。

ヤマちゃんがやってきました。しかし、やっぱり少し怖いのか?近くの枝まで来ますが手には乗ってきません。

それでも、私の姿はしっかり覚えてくれたことでしょう。

家の窓のすぐ下に置く

次に行ったのは家の軒下に外仕事用の洗濯機が置いてあるので、そこにヒマワリの種を置き、極力家の近くまで来てもらう作戦です。

これはうまく行きました。窓から見ていても逃げなくなり、目も合うようになりました。

しめしめ。これなら窓から手を出して手乗りに出来るかも。

何しろ3月も中旬というのに我が家は毎朝氷点下の寒さです。なるべく寒い思いをしなくて良い様に楽をしようという魂胆です。

窓から手を出す

いよいよ次は家の窓からヒマワリの種を乗せた手を出して乗ってもらう作戦です。

最初は近くまで来て飛び去ってしまいました。人間だ!って感じです。

そこでカーテンの後ろに隠れて手だけ出して隙間からそっとのぞいていました。

これで成功!初めて手に乗ってヒマワリの種を持って行ったのです。

更に、徐々にカーテンの後ろに隠れないで顔を出すようにしました。最初はビックリして逃げて行きましたが、3回ほどで平気な感じになりました。私の手に乗って目が合っても逃げなくなりました。

ヤマちゃんは特に利口な個体なのかもしれません。他のヤマガラは近くの木の上で見ているだけで降りて来ないのです。

二階の窓から手を出す

一階の窓はバルコニーの陰になって直射日光が当たらないため、動画撮影時に綺麗に映らないのです。

そこで、バルコニーの影響が無い二階の窓から手を出してアクションカメラで撮影してみました。

場所が変わったからなのか?少し警戒しているみたいです。近くの枝にとまって様子を見ています。

でも、いつものオッサンだと理解したのでしょうか?やってきました。

私の手に上手に着地してヒマワリをくわえました。

目が合っても逃げません。

さすがに小さい鳥なのでオカメインコのピースケ君と比べると軽いですね。

こんな感じでヤマちゃんと仲良しになることができました。

手乗りヤマガラまとめ

まあ、ヤマガラにしてみれば冬場の餌が少ないときに餌をくれる便利な人間のオッサン。

私は、冬場餌に困っているだろう野鳥に餌をあげる人。っていう関係だけなのです。

仲良くなれた!なんて思って喜んでいるのは人間の私だけなのでしょう(笑)

それでもこの動画を友人知人職場の同僚に見せたら大評判でした。よかったらご覧ください。

ちなみにこの動画を撮ったアクションカメラはこちらです。

Akaso V50

野鳥の餌台に興味がる方はこちらなどどうでしょう。自分で作っても良いですが、材料費とかかる手間を考えると買った方が安いのです(笑)

皆さん楽しいバードライフを。