日光浴で健康維持

お休みの日じゃないとなかなかさせてあげる事が出来ない日光浴。日光浴によってビタミンD3が合成されるとの事です。これが不足するとカルシウムの代謝に問題が起きてしまう様です。

日光浴は大事ですが、かといって夏場の炎天下に延々と日光浴をさせるのは良くありません。ケージ内の温度が上がり過ぎて熱中症になってしまうと命にかかわります。日陰も作って逃げる事ができる様にしてあげて短時間で切り上げると良いでしょう。せいぜい10分も行えば大丈夫でしょう。

逆に冬場だったら寒さに注意しないといけません。基本南国の鳥なので寒さに弱いのです。風邪をひかせてしまうとこちらも命にかかわります。

冬場の日光浴の実際

我が家のピースケ君の場合、冬場は基本窓際で遊ばせて日光浴をさせています。

ケージごとお日様が当たる場所に置く事もありますが、日陰になる部分を作ってあげて暑ければ自分で日陰に入れる様にしています。

室内の日光浴だと窓ガラスを通した光に当たる事になるので、肝心な紫外線がだいぶ弱くなってしまいます。屋外だったら10分程度で引き上げる所、30分位は日光浴をさせています。

平日はなかなか日光浴をさせてあげる事ができませんが、夕方の少しの時間だけ日が当たる西の窓際に置いています。勿論日陰になるスペースも確保しています。

まずは日中は明るい場所に置いてあげる事が大事です。

もしも屋外に出す場合は、風の無い日で寒くない日に、南向きの壁の前で輻射熱も感じる事が出来る場所に出ています。

暖かくて一瞬居眠りをするピースケ君です。

屋外日光浴の注意事項

家の外は危険がいっぱいです。特に注意してあげないといけません。

絶対にその場を離れない。目を離さない事。

外は危険な生き物がいっぱいです。何が起こるかわかりません。

カラスは遠くから見ている

奴らはかなり目が良いです。遠くからでも見ています。白と黄色で目立つ上に弱そうなオカメインコは格好の餌食です。

カラスの声が聞こえただけでオカメインコの冠羽が立って緊張感が走ります。

カラスの声が聞こえた時のピースケ君の姿です。冠羽が立ってスッと背筋が伸びています。

人間が側にいれば襲われる事はありませんが、離れたら危ないです。ケージの中にいるから大丈夫だと思わないでください。パニックを起こしてしまって怪我をする可能性が高いです。

猫に嗅ぎつけられる

近くをうろついている野良猫にも要注意です。

奴らはいつも腹を空かせていて、獲物はいないか探し回っています。想定外の足の速さと身のこなしで襲ってきます。しかも図々しい。家の鶏をやられた事がある私としては憎っくき相手です。

蛇も油断できません

気持ち悪いから写真は載せませんが、外で飼っていたシマリスが蛇にやられてしまった事があります。あんなにすばしっこいシマリスがなんであんなノロマな蛇にやられてしまうんだろう。

また、玄関先の燕の巣がやられてしまった事もあります。

絶対にその場を離れてはいけません。

オカメインコの日光浴まとめ

原種はオーストラリアの内陸部の砂漠地帯で暮らしているオカメインコです。日光浴は大事ですね。人間だってお日様に当たらないと体調を崩してしまいますもん。

屋外で日光浴をさせる時は危険な生き物に充分注意してください。

時間はせいぜい10分も行えば良いのでその間は側にずっと居て目を離さない様にしてください。

屋内で行う場合は少し長めで30分程度行えば良いでしょう。

どうしても日光浴を行う事が出来ない場合はインコ用のUVライトが良いでしょう。

ピースケ君の日光浴の様子を動画にしてみました。良かったらご覧ください。

オカメインコとの暮らしをまとめたページはこちらです。

オカメインコを飼う前に知っておきたい事のまとめページ