暮らしがより楽しく
オカメインコについて調べた事をピースケ君との比較を交えて紹介するコーナーです。
実際にオカメインコと暮らして感じたのは、とにかく「可愛い」という事です。姿も性格も仕草も可愛くて、とっても癒しになっています。そして、今まで飼ったどの鳥よりも一緒に暮らしやすい鳥だと思います。
故郷はオーストラリア
オカメインコの生まれ故郷はオーストラリアの内陸部で、住む人も居ない様な広大な砂漠地帯の中です。
オカメインコ達は仲間と群れを作り、餌と水を求めて自由に飛び回っているそうです。一説にはオーストラリア最速の鳥。なんて言われているほど飛翔能力が高い鳥なのです。
では、我が家のピースケ君はどうでしょう。
生まれは日本のどこかのブリーダーさんのところ。もう何世代も何世代も日本で生まれ日本で育っている日本生まれのオカメインコです。
飛ぶといっても家の中だけで、普段は鳥かごの中で暮らしているため飛翔能力に長けているとは言えないでしょう。それでも最近は鋭角ターンを決めたり、空中ドリフトみたいな事をやってみせますので、野生の持っている飛翔能力の一端は持ち合わせている様にも見えます。
オカメインコはオウム
インコと名がつくのですが実はオウムの仲間なのです。
この事はオカメインコを飼っている方はみんな知っている事だと思います。でも、飼っていない人はあまり知らない様で、みんな「そうなんだ?知らなかった!」と言います。
だって名前にインコってついているじゃないですか。オウムの仲間なら「オカメオウム」って名前にすれば良かったのにね。
では、どうしてインコって名前になったのか?詳細はわかりませんがおそらく、日本に入ってきた時にオウムというよりインコっていった方が馴染みやすかったからではないでしょうか。(勝手な想像です。)
インコとオウムの見分け方
見分け方は簡単で、頭に冠羽があるのがオウムで無いのがインコです。冠羽(かんう)とは頭の上にヒュッと立っている毛(羽)の事です。
セキセイインコ
ボタンインコ
セキセイインコもボタンインコも頭のてっぺんはツルッと丸くて毛(羽)が飛び出してはいません。
一方オカメインコは毛(羽)が飛び出しています。
オウム類はこの冠羽(かんう)が特徴なのです。
ちなみに、私も寝起きでは毛が立っている事が多いです。
というよりグシャグシャになって寝癖になっていると言った方が正しいですが。
オカメインコの性格は明るく優しい
今まで一緒に暮らした鳥の中ではダントツに性格が良いです(笑)
ピースケ君と初めて会った時、一人ケージの中にポツンと居ました。ペット屋のおばちゃんが言うには自分より小さなボタンインコに馬乗りになられたり突っつかれたりしてイジメられちゃったのでケージを分けていたとの事。
オカメインコは反撃に出てやり返したりはしないのです。
家に来てからのピースケ君は明るくて、歌を覚えては歌ったり、言葉を覚えて喋ったりしています。おっとりとした性格で、激しいところはありません。
時々機嫌が悪い時やケージに戻りたくない時は噛んでくる事もありますが、本気で噛んでこないため、出血騒ぎになる事もありません。ボタンインコも可愛かったのですが、結構激しい性格で、怖い時もありましたので大変違いがあります。何度か血が出ました。
素直にケージに戻る
これも今まで飼った鳥達と違うところでしたが、割と素直にケージに戻ってくれます。
まだ戻りたくない時は多少の抵抗は見せますが、「また出してあげるからちょっと戻ってね。」と声かけをしながら手を出すとポンと乗っかってしまいます。そのままケージの入り口まで連れて行けば素直に入ってしまいます。
朝の出勤前にケージの掃除をするのですがその間は外に出てもらっています。セキセイインコやボタンインコはなかなか戻ってくれなくて、出勤時間が迫ってくるとこっちの方がパニックになってしまいました(笑)
オカメインコは状況を理解できるというか空気が読めるというか。さすがオウムの仲間なんだな。と感心してしまいます。
歌を覚えるのが得意
オカメインコと一緒に歌う事ができると楽しさも倍増です。
ピースケ君が最初に覚えた曲は「ミッキーマウスマーチ」です。私がひたすら口笛を吹いて聞かせていました。連続で行うと私が酸欠になる程聞かせました(笑)
始めてから一ヶ月くらいで最初のフレーズが歌える様になって、二ヶ月目くらいで全部歌える様になりました。それまでひたすら聞かせて聞かせて練習練習の毎日です。一所懸命に覚えようとして、私の肩に乗って耳を近付けてくる姿は可愛いのなんの。
ただ、歌と言っても言葉で歌う事はできません。口笛を吹く様な感じで歌います。
そして、私の口笛を聞いて一緒に参加してくる様になりました。こうなると私は楽しくて楽しくて。ピースケ君も楽しんでくれている様子です。
※オカメインコの男の子は歌を覚えやすいと言われています。
以上。オカメインコの生態や性格についてでした。