獣医さんも使っている道具

肩に乗った時にチクチクする様になったり、じゅうたんの上を歩いている時に引っかかる様な感じになったら爪切りをしてあげないといけません。

野生で暮らしていれば自然と削れてしまうのでしょうけど、人間と一緒に暮らしていると爪切りをしてあげないと伸び放題になってしまいます。

今回は動画も撮ってみましたので参考になれば幸いです。

爪切りニッパー

最初の健康診断に連れて行った時、獣医さんが同じニッパーを使っていたのです。

やっぱり使いやすくて良いものなんだなあ。と納得しました。

さすがに獣医さんの爪切りはプロです。左手でピースケ君をホールドしつつ、親指と小指を使って器用に指をつまんでおいて右手に持ったニッパーでパチンパチンとあっという間に切ってしまいました。

一般の人にあの芸当は難しいですね。

目隠しして行う爪切り

これから爪を切られるとは知らずに遊んでいるピースケ君です。

油断していたのかあっさりと捕まってしまいました。

目が隠れて周囲が見えない方が落ち着くので毛布で顔を隠す様にして行っています。

毛布の中はこんな感じでホールドしています。

嫌がって噛みつく様なら毛布に包んでからホールドすると良いでしょう。他の鳥(ボタンインコ)はそうしていました。

ピースケ君は穏やかな性格もあってか、この状態でも噛みつくことはありませんが、少々暴れるので毛布をかぶせて見えない様にしています。

安全+第一で行う

獣医の先生みたいに手早にパチパチと切れないので、安全も考えて二人体制で行っています。

奥さんにホールドしてもらいながら、私が左手の親指と人差し指でピースケ君の指をつまみ、右手に持った爪切りニッパーで切る様にしています。

無理して一人で行ってもだめです。慌てて深く切りすぎると出血させてしまいますし、時間がかかるとそれだけストレスを与えてしまいます。

協力してもらって二人体制で行った方がスムースですね。

自信のない方は獣医さんのところに連れて行ってやってもらった方が良いでしょう。ついでに健康状態も診てもらえますしね。

相場は2,000円から2,500円位です。

道具についての詳細

私の場合、老眼が入ってきてしまったのでハズキルーペは必須です(笑)これがないと危なくてできません。

最初は模型用のメガネ型ルーペを使ったり、安いメガネ型ルーペを使ったのですが結局安物買いの銭失いになってしまいました。

最初からハズキルーペにしておけば良かったのに…。勉強代を払いました。

爪切りニッパーはケイバ(KEIBA) プロホビー アングルニッパー HA-D04という製品です。

本来はボビー用ですが、獣医の先生が使っていることからもインコの爪切りやクチバシカット用としてもとても使いやすい物です。

・切った瞬間の衝撃が少なく、鳥に与えるストレスが少ないと思われます。

・切れ味が良いので切り口がガサガサしません。

・先端が平なので見極めが楽で深爪しにくいです。

・バネの力で開くので扱いやすいです。

このニッパー1つでセキセイインコやボタンインコ、オカメインコの爪切りとクチバシの調整を行っています。

自信を持ってお勧めできます。

老眼が入っている方はこちらもどうぞ。